インドネシアのコーヒー“コピ・バリ”
2022-06-14
以前のブログでも紹介しましたが、先月カンパイに第5期生となる外国人技能実習生が入社しました。今回は初めてインドネシアからの受け入れとなりましたが、とても礼儀正しい挨拶とともに、日本では見ることのないコーヒーなどもお土産に持ってきてくれました。
彼らの出身地であるインドネシアのバリでは日本と同じように普段の生活の中でよくコーヒーを飲むそうで、特に朝食代わりにコーヒーとジャジャンと呼ばれる生菓子を食べる習慣があるそうです。
そんなインドネシアでも愛されるコーヒーをお土産にと選んでくれたようです。
ちなみにバリではコーヒーではなく“コピ”と呼ばれていて、私たちが普段飲むようなドリップ式の淹れ方とはやや異なります。
コピはかなり細かい粉末状になっており、この粉をフィルターを使わずに直接カップへ入れ、さらに砂糖をたっぷりと入れて沸騰したお湯を注ぎます。その後すぐには飲まず、粉が沈むのを待ってから飲むというのがバリ流だそうです。
初めはそうとも知らず、お湯を注いで混ぜたらすぐ飲んでしまったので、どうりで粉っぽいと感じたわけですね
こちら、1杯分のインスタント用のものには最初からたっぷりと砂糖が入っておりとにかく甘いので、普段ブラックで飲み慣れている人にはやや衝撃的かもしれません。バリでは辛い食事が多いそうですが、コーヒーは甘くして飲むというところが興味深いです。
粉が沈むのを待ちながら、ゆったりとした時間をコピ・バリとともに過ごすというのも良いかもしれません。バリを感じながら、美味しくいただきたいと思います